衆議院厚生労働委員会で介護保険法改正採決・北海道農業会議・東京都看護協会総会・医労連など

2011年05月29日 11:27

札幌はライラックが咲き乱れるさわやかな百花繚乱の初夏到来。観光客も戻りつつある美しい季節だが、天候不順。23日には道東で雪も。九州から東京は入梅、沖縄宮古では台風と日本列島。北に南に。被災地でも雨の季節を向かえ1日も早く仮設住宅や瓦礫撤去が急がれる。

5月24日、厚生労働委員会では介護保険法改正に参考人意見を聴取。介護給付費分科会の大森座長、ケアマネ協会の木村会長、服部万里子立教大教授、訪問看護振興財団の佐藤常務理事、ヘルパー代表の井上さんなどから、現場の声を改正に反映させるべく意見を頂く。

23,24,25日と連日開いた、「社会保障と税の抜本改革調査会」党の意見がまとまる。31日には政府に提出予定。厚生労働省の案も出たが、こちらのほうが具体的で展望を示していると思うがー。

25日は北海道農業会議の皆様、全道から約200名がご参集。ご挨拶を。珍しく鳩山先生もご出席。道内選出の与党議員がそれぞれに食と農林漁業を守る政治・政策に意思表明。

この日は全国から集まった医労連の看護職始め皆様が国会要請行動。委員会の合間をぬって北海道からいらした皆様から議員室で要望書を受けとり、激励を。

26日、午後の本会議では上がり法案が採決されましたが、25年永年勤続の議員表彰がありました。8期25年、国家国民のために働かれてきた大先輩の9名の議員が議長から表彰。鳩山由紀夫先生、川端達夫先生始め各党の大先輩に議場から暖かい拍手が沸きました。

27日、朝一で東京都看護協会総会でご挨拶。午前の厚生労働委員会では、介護保険法等の一部改正案が賛成多数で採決されました。政府提案に一部修正、付帯決議が6項目付いたが、何とかこれで参議院も通過ということになるのでしょう。

改正のポイントは「地域包括ケアシステム」。24時間対応介護看護の在宅サービスや複合型サービスの新設、介護職のたんの吸引等の解禁、介護職員の待遇改善、介護療養型病床の開始期限の6年間延長、そして第一号被保険者の保険料上昇を抑えるための積立金の取り崩し等。

付帯決議には、私の質問でも追求、提案した「介護領域における看護師の重要な役割に鑑み、介護保険施設や訪問看護に従事する看護師の確保と処遇改善に努めること」も明記されました。たんの吸引でも「医師・看護師等医療従事者との連携のもと、安全な管理体制の整備、定期的な検証」を行うと。また介護療養病床については、質問で今後の療養病床のあり方の検討を求めましたが、「3-4年後に実態調査をした上で、その結果に基づき必要な見直しについて検討すること」と書き込まれました。

修正は「社会医療法人の特養開設」が削除されたことです。

いよいよ会期も押し迫ってきた通常国会。これまで60本を越える法案を通過させてきましたが、被災地の復旧・復興が何よりも優先されます。官邸はじめ政府にはしっかりがんばってほしいと思いますが、不満もないわけではありません。

特に福島原発事故の収束に向けては、まだまだ予断を許さない状況であることには間違いありません。その過酷な現場で働く労働者の生命と健康、放射能との戦いからいかに守るか、厚生労働部門の雇用WTでも精力的にとりくんでいるところです。私もそのWTでまっさきに発言しましたが、厚生労働省内に原発事故に立ち向かっている労働者の安全確保の対策本部を設置すべしと、2週間くらい前にこのWTから進言。ようやくその対策チームが30数名で動き始めたところです。

子どもたちが浴びる放射性物質の上限値が年間「20ミリシーベルト」についてもそうです。これでよいはずがありません。それに除洗や健康管理に具体的な対策も動いていないようです。26日は文科の部門会議で政府に要請文を取りまとめましたが、官々諤々の意見続出のなかで、ようやく「1ミリシーベルト」と明記することで決着。私も医療人として黙っていられず、発言しました。可能であれば北海道に子どもたちをサマースクールのように”疎開”させたいくらいです。

大切なことはこれからもしっかり発言していきます!皆様よろしく!

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