内閣不信任案は否決されたが、「政治のメルトダウン」?

2011年06月03日 19:27

昨日6月2日、朝から雨。梅雨模様の街並み以上に、永田町は視界不良。13時から本会議の予定で午前中から禁足。自民公明から出される内閣不信任案が可決されそうだという話も伝わる一方で、野党の出した不信任案に賛成するのは憲政の王道ではないということも。この間の東日本大震災対応、特に福島原発の対応など、菅政権への不満は世間にも党内にもある。今日はどう展開するのか?政治家の決断はしなければならないが、責も重い。

午前中、私はかねてから約束の講演があり、「大震災と介護保険」のタイトルで、今週火曜日に衆議院本会議を通過したばかりの介護保険法改正や、高齢者住宅と在宅ケアなどについて今後の展望を語り、そこそこに国会に戻る。

12時から代議士会。両議院議員総会を多くの代議士が求めていたにもかかわらず、代議士会をいつもの場所でなく、別館の講堂で。それは奇しくも1年前、鳩山前総理が辞意を表明した場所でもある。始まった代議士会、菅総理・鳩山前総理両者の弁でようやく、「退陣」という決意を総理がしたのだと分かる。これで不信任案に賛成はなくなったということ?

本会議場で青札を持って壇上に。複雑な思いも残る。

3日の新聞は様々に報道したが、中でもある新聞に「政治のメルトダウン」と評した人がいた。否、そうではない。わずか2年前に国民の皆様の手による政権交代というドラマチックな舞台をいただいた民主党。その期待に応えていないという批判もあるが、皆、必死で立法府で仕事をしている。”政局ばかり”なのではないのだ。

大震災、今こそ党内一致結束して、国家の危機に立ち向かわなくてはならないことも、皆、自覚している。何とか党を割らないで、この難局を乗り越え、被災地の皆様に安心を、一刻も早い復旧・復興を、という気持ちも一致している。だからこそ、その土台たる国民からの信頼を得るべく、リーダーたる者、努力しなければならなかった?

まだ政治がメルトダウンしているわけではない。政局を終結させ、力を結集させるときなのだと思う。

今日は午後から旭川で地元の皆様からご意見をいただいた。

緑の水田には稲が青々と風にそよいでいる。初夏の穏やかな日差しの中にいると昨日の永田町が遠く思えるから不思議だ。

夜、札幌で北海道社会保険労務士会の総会で皆様にご挨拶。辛口の評も、励ましもいただき、ありがとうございました。

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