4月22日は利尻島、礼文島に足をのばし、初の視察。利尻町の田島町長さん、礼文町の小野町長さんに島内をご案内いただき、意見交換と懇談をさせていただきました。
利尻では、早春の利尻富士がまだ雪をかぶっていましたが、暖かい日差しの中、すでに観光客の皆様も。うにが解禁となって春の訪れです。
島内のうにの育苗センター〔ここが発祥)では育てる漁業を視察。人工受精で数ミリの小さなうにを観察。500万個も海に放つそうです。育て、六次化する漁業です。
また町内の、特養、町立病院、訪問看護ステーション、福祉施設、博物館等を訪問、スタッフの皆様と意見交換を。仲間の皆様ががんばっておられるのは本当に嬉しいことです。
島にとって、港湾は重要な役割を果たしています。島民の生活や物流の出入り口であるとともに、観光の入り口でもあります。利尻では最新の130mの耐震岸壁を視察。今後も港湾整備にはしっかり予算が必要ですね。
礼文町では小野町長さんはじめ役場の幹部職員のみなさまと懇談。フェリーを降りたその場で、港の社会基盤整備事業での進捗の状況を説明いただく。港湾整備は必須事業。またフェリーとターミナルビルをつなぐブリッジの構想にも着手。近々工事着工と。
懇談会には、保健師さんも同席。島民の健康を守り医療や介護をマネジメントしている姿に感謝です。すっかり定住と。
日本最北端のスコトン岬まで足を伸ばしましたが、いつもは強い風の岬だそうですが、この日は夕凪に風もなく(晴れ女はここでも面目躍如)。
離島振興法改正も目前ですが、ほぼ改正案も固まっており、早期に国会にあげることをお約束した次第。離島の定住促進と観光経済、医療や介護の確保、何よりも物流コストの軽減策は大きなテーマです。
港湾事業とともにしっかり取り組んでいきたいと思います。