青少年特別委員会で質問に立ちました!大津のいじめで命を絶った中学生の事件を受けて審議。

2012年08月03日 15:33

 

8月3日、青少年特別委員会では、滋賀県大津の中学2年生が自ら命を絶ったことが、いじめが原因といわれた事件をめぐって、「いじめ」について文科省、内閣府、法務省から現状の施策を聴取。各議員から質問と討論を行いました。

私は20分の持ち時間で質問に立ちました。

いじめが社会問題として表出したのは1980年代から90年代半ば。きっかけとなったのは、北海道の滝川市と福岡筑前町でのいじめが原因の自殺j件でした。

その後、事件が起きるたびに文科省は調査・通知発出・指導を繰り返してきましたが、一向にいじめの状況と学校環境、教育委員会や教員の状況は改善せず、むしろ社会構造の変化とともにいじめの「質」も変化し、最近ではネットいじめまで多様化している状況のなかで、無策に近い対応しかとってこなかった行政に警告を発しながら、質問したところです。

何よりも全国の児童生徒の皆さんが、虐められたり、いじめに加担した体験を持つという不幸な体験をしている皆さんの、SOSの声を政治がしっかり受け止めて対応することをまずは国会議員として表明しました。

特にいじめと自殺の実態を見ると(内閣府・警察庁調べ・小中高生)、この10年、自殺は減るどころか増加傾向。2000年は279人だったのが、2011年は353人、うちいじめが原因と思われるのは4人です。

またいじめの認知(発生)報告数(文科省)は、21年度で7万2778件、22年度で7万7630件となっています。しかしこの調査も教室で教員が回収するようなら果たして子どもたちは事実を書いているでしょうか?また校長が見、教育委員会が回収して民家小に上げるしくみで教員たちは事実を書いているでしょうか?まだまだ把握に課題もあります。

また警察庁によれば、いじめなどが発端となって刑事事件となった「犯罪」件数は2010年で133件にも登る。逮捕・補導された児童生徒のうち中学生は228人。いじめを受けた子どもが自殺し、事実認定が難しいケースでも警察が刑事事件として立件していることも明らかになりました。

一方、教員サイドからは余りにも忙しすぎて子どもと向き合えない悲鳴も上がっている。教職員数の少なさから、残業時間を見ても(文科省調査)平成18年度は1か月あたり約34時間。これは昭和41年の約8時間と比較して8倍にもなっている。この現状を何とかしないと子どもたちにきめ細かに接することなど困難でしょう。また養護教諭やスクールカウンセラーの配置と連携もまだまだの状況。

必要な人員確保に予算をしっかりつけましょうと発言したところです。また教育委員会もあり方がいろいろ指摘されていますが、「廃止」も視野に改革を進めて欲しいと要望したところ。

いずれも高井文科副大臣が真摯に答弁していただきました。

これからも子どもが安心で安全な学校や地域の環境の中で、健やかに成長するための施策にしっかり取り組んでいく意をさらに強くした質問となりました。

衆議院TVから見ることができますので。アクセスしてみてください。

http://www.syugiintv.go.jp/jp/indexphp?ex=vl  8月3日青少年特別委員会 発言者山崎摩耶

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