ナイチンゲール記章受賞新井サダさんの米寿&若手看護師の活躍

2010年01月11日 15:36

新井サダ先生ナイチンゲール記章受賞新井サダさんの米寿&若手看護師の活躍
今日は成人の日、全国の二十歳の皆さんおめでとう!”この国に生まれて良かった、夢と希望の人生を歩けそうだ!”。そう,みなさんに張り切っていた だけるような国づくりは政治の責任ですね。一緒にがんばりましょう!今朝のNHKでは24時間365日病院でがんばる20代の看護師(男女)と医師のド キュメントがありました。生と死が交錯する厳しい医療現場で若い悩みを持ちながらも、一心不乱に現実に立ち向かうすがたは感動的で、そんな後輩たちのすが たにちょっと安心した次第。

また昨日は、私の”看護の母”とも言うべき埼玉の看護界の巨星・新井サダさんの米寿と回顧録出版のお祝い会がありました。埼玉県看護協会や県内の仲間の皆様にも、久しぶりにご挨拶でき楽しい会でした。

この新井さん、19歳で日赤の従軍看護婦として病院船やマニラの病院・戦地に赴いたのです。今の若者には信じられるでしょうか?看護学校の卒業証書と同時に赤紙(召集令状)を手にしたといいます。

戦後は大宮日赤病院で若干28歳で看護部長、そして埼玉看護協会の設立、日本看護協会の役員等で私たちを先導してくれたのです。95年に日本看護協 会の最年少の役員となった私の責任分野の訪問看護ステーションの普及活動や介護保険,高齢者ケアの仕事を率先して後押ししてくれました。看護協会立の特養 開設や研修センターなど、県内の地域でも看護の社会貢献の力の大きさを発揮してらっしゃいました。

その行動力には学ぶこと多し。これと思ったらどんな困難でもぶつかり、説得し、実際にものにしてしまうのです。何よりも責任感の強さには教えられました。

【人生とは責任を果たす戦い】とは新井さんの言葉です。【覚悟】というものを持った人間の美しさと強さを感じます。

個人的にも、60代で逝った私の母と同じ年だということもあり、後ろから行く私をとてもかわいがってくださったのです。

ところでナイチンゲール記章ってご存知ですか?国際赤十字社が1920年から始めた表彰で、世界中で看護の業績のあった看護師を表彰する、大変名誉ある記章です。各国の元首から授与されますが、日本では美智子皇后様が日赤の名誉総裁のお立場で授けられます。

新井さんは平成元年に授与されました。

今年はナイチンゲール没後100年でもあります。看護の実践と、その現場の統計を駆使して理論武装し、医療や看護を近代化してきた「政治家」でもあるナイチンゲール。

戦争のない平和な世界は地球上すべての人の望みです。わが国は憲法9条というすばらしい平和倫理の規定をもっています。

従軍看護婦という過酷な歴史の出来事を持つ看護界ですが、成人した若者たちには、いのちと向き合うこのすばらしい看護の仕事に、ぜひ続いてきてほしいと心から思います。

「常在戦場」。政治家的言葉ですが、【人生は責任を果たす戦い】といった大先輩の言葉とも似ています。行動の指針ですね!(写真は毎年、誕生日に友人から贈られる薔薇)

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