クオータ制を推進する院内集会、 「202030」は実現できるか!

2013年05月21日 11:25

5月20日、国会内で「実現できるか! 202030」院内集会が開催されました。日本の衆議院議員の女性比率は7,9%世界190か国中163位と下位です。これはウクライナより低く、ガンビア、コンゴと同水準。先進国中最低どころか、世界最低! 世の中の半分は女性。女性の意見が国会の政策に反映しにくい仕組みを何と変えたいと、雨の中、50人を超す女性たちが参集しました。

政府は10年前に「あらゆる分野において指導的な地位に女性が占める割合を2020年までに30%にする【202030】」を決定していますが、現政府のやる気度もいまいち見えず、進展していない。また各政党においても女性候補の扱いにも進展も見られない。

列国議会の調査では2012年選挙後の女性議員比率は上位ランキングでは① セネガル 42,7%  ②オランダ38,7%  ③チモール・レステ 38,5%  ④メキシコ 36,8%  ⑤アンゴラ 34,1%  。下位ランキングでは①ウクライナ 9,4% ②日本7,9%, ③ガンビア 7,5%  ④コンゴ 7,4% ⑤クエート6,2%。

また、世界経済フォーラムの社会全体のジェンダーギャップ指数でも、【日本が135か国中 101位】というのもまた、私たちを失望させた調査でもありました。特に国会議員の男女比、閣僚の男女比、そして過去50年における国家元首の在任年数の男女比を見た【政治参画】では135か国中110位でもあります。隣の韓国で女性大統領も誕生。先を越されました。

この問題、いろいろ課題がありますが、各政党の中でも男性議員の理解度はもちろんですが、女性議員のなかでも意見が分かれていることもあります。「女性展望」調査によれば、自民党は7人中、大いに賛成は1人のみ、賛成2人、どちらともいえない3人、反対もひとりです。民主党は3人全員賛成。公明党は3人中、賛成2人、どちらともいえない1人。日本維新は3人全員が反対。日本共産党の1人はどちらでもない。生活の党2人は、どちらかと言えば賛成1人、反対1人。未来の党1人は賛成。回答者20人中、賛成10人、反対5人、どちらでもない5人という結果。

さて、周囲を見れば、現政権の政策、成長戦略に女性を起用しても、実は少子化対策に「生命と女性の手帳」の配布や、子育てや介護は家庭で、と言わんばかりの効率化。また生活保護も身内で支えなさいというような制度改正など、このところの政策への危機感もあってか、クオータ制推進に、女性団体も再び活動に燃えています。

 

 

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