第41回いのちとくらしを守る全道女性集会で講演。 [誰のための介護保険?]

2013年06月23日 11:01

yamazaki_3860yamazaki_39016月22日、札幌にて第41回全道女性集会が開催されました。かねてから主催者・実行委員長の山根正子さんから、介護保険について、改悪ばかりのように思われてならない、ぜひ講演をしていただけないかとのご依頼でしたので、この日は「誰のための介護保険ーともに生きる社会に」と題して90分、熱心な質疑も含め2時間をご一緒したところです。

思えば1994年に厚生省(当時)の「高齢者介護・自立支援システム研究会」で委員として加わり、我が国初の、介護保険法の下地になる報告書の検討に加わって以来、2000年4月の介護保険のスタートまで、現在の介護保険の形を作っている、要介護認定基準作成のための全国の現場での24時間のタイムススタデイ研究や、ケアプランのMDSなどの検討、ケアマネジャー養成・試験・カリキュラム・テキスト、サービスの価格やコスト、保険料の仕組みなど、審議会や多くの委員会での様々な議論に加わり、まさに介護保険産みの親(たくさんいますが)の一人を自認していることなどから、介護報酬の引き下げばかりや18年改正で高齢者や事業者を不安にさせたこと、介護保険が成熟しないと超高齢社会も厳しいといったこともお話ししましたが、13年経過した介護保険を成熟させることは私自身のミッションでもあることから、参加した女性の皆様の関心事もうかがえ、良い会となりました。

退職者のご高齢の女性からはご自分の貴重な体験や、また過疎地に住まうお母さんを思いやりながら初めて介護保険の話を聞くという40代の女性や、広域連合についてのご意見なども。中には政権を守りきれなかった民主党への厳しいご批判もあったりで、仲間の皆様から大いに叱咤激励をいただいたことでした。

介護保険制度が「地方自治・地方主権」の試金石であったことを今一度思い出し、自分の市町村がどうなっているのか、どのような計画を持っているのか、保険料とサービスの量はどのようになっているのか、隣の町村と比べてどうなのか、など女性の視点での力を発揮しての介護保険の改革と地域の支えあいを期待して辞したことでした。

 

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