国際女性デー2015 【戦後70年、前へ】院内集会、女性議員を増やす「クオータ制」に新たな戦略の提案も!

2015年03月09日 10:54

3,8院内集会538院内集会43、8院内集会23月6日、参議院会館会議室を埋めたのは、150名を超す女性たち。各地から参集!椅子が足りない状態に。

毎年開催している【3月8日の国際女性デー】の院内集会、今年は1年がかりで「政治分野における参画と活躍を推進する議員連盟」が発足し、諸超党派の議員がそろって参加、にぎにぎしい集会となりました。

おりしも安倍政権では、女性の活躍を後押しという政策が看板のようですが、前国会では女性活躍の法律案も廃案になり、実態たるやまだまだ。絵に描いた餅にならなければ良いが?という状況。さりとてわが民主党も女性議員を本気で増加させようと選挙戦略を示しているわけでもない。次回の選挙は女性候補の多さ(当選させる政策)で競ってほしいと願う。

「クオータ制を推進する会」の赤松良子代表の挨拶のあと、「日本の課題」と題して中北浩爾一橋大教授の講演、元同僚議員の井戸まさえさんが司会で嘉田由紀子前滋賀知事と山口二郎法政大教授のシンポ、そして各団体からのアピールが続きました。米国大使館の政務担当公使のダーナ・ウエルトンさんがケネデイ大使の代理でご挨拶も。

世界経済フォ-ラムによれば日本のジェンダーギャップは、政治で世界ランキング3,8デイ院内集会「129位」。低すぎる!2000年代に入って各国では女性議員比率が増加し、世界平均は22,2%、アジアは18,8%,日本は8,1%です!お隣の韓国では「クオータ制」を2000年に導入、現在16,3%の議員が活躍中、女性大統領が誕生していますね。フランスでは「クオータ 割り当て制」を越えて「パリテ=男女半々=男女平等」を2007年に法制度化しています。さすが先進国!閣僚に占める割合も多く、若い女性閣僚も誕生しています。

我が国の女性の政治参加を阻害している要因は多々ありますが、ジェンダーの視点を欠く政治改革=小選挙区制・比例代表制などでさらに困難になっている現状。

中北教授は講演で、具体的に次の2点を提案してくれました。①衆議院の比例代表に候補者クオータを法律で決める=つまり、重複立候補制度、少なくとも同一順位(小選挙区立候補者が全員1位で比例名簿に載せる)惜敗率(これがなかなか曲者)を廃止して、名簿に男女交互(ジッパーのように)に、50%ずつ載せる案。②政党助成金の議員数割を男女半々にする案。現在の政党交付金(約320億円)はその半分、約160億円は議員数割分、それを男女それぞれ(約80億円づつ)議員数に応じて交付する。

また山口二郎教授は「争点化」することは重要と指摘。政策循環の中で「争点拒否」をしている現状から、「争点化」し、「女性台頭を支援する政党を評価する」つまり「政党の平等性」を選挙で評価しようと提案。

さて、議員連盟は民主党の中川正春さんが代表、自民党の野田聖子さんが幹事長で発足。超党派の議員が多数参加してくれました。野田聖子さんがこの問題では自民党内ではマイノリテイと言いながら、戦略的な発言をして、さすが!20年のキャリアという感じでした。

この日は、元議員仲間の石毛えいこさん、岡崎トミコさん、井戸まさえさんと久々に意気を上げながら会を盛り上げたところです!

さて、今日はドイツのメルケル首相が来日ですね。女性リーダーの鏡!力強い発信を期待するところです。

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