自然エネルギー研究会で「中国の再生可能エネルギー開発状況」を聞く。

2015年04月01日 10:07

さくらさくら3程大使24月1日、新年度の始まりです。東京は初夏のような陽気に、界隈の桜が満開。すべての新人たちを歓迎しているかのようです。みなさま、花も嵐もある社会情勢ですが、笑顔でスタートを!

毎年めぐってくる桜の美しさに、毎年感激しながら、未来永劫この美しさを享受したいと思うのは私だけでしょうか?

そのためにも、環境問題や原発廃止をはじめとして、国家のエネルギー戦略は必須政策ですが、原発再稼働をはじめ、これも危ういところに来ている。温室効果ガスの削減目標も、国連の場での期限の3月末を迎えても、わが国政府はエネルギー政策の方向性も定まらず、時期すら明示できていない。年末にはCOP21がパリで開かれ、2020年以降の温暖化対策の枠組みが決定される。EUは「2030年に少なくとも90年比40%減」の目標をすでに提出。日本政府の当面目標は「20年に05年比3,8%削減」だが、排出量は増え続けている現状もある。

さて、3月末に、内輪の研究会で、中国の「再生可能エネルギー開発の状況」について、駐日全権大使の程永華大使から、お話を伺うことができた。

中国は70%を石炭に依存しているが、低炭素社会にむけて国家を挙げて取り組んでいるが、エネルギー政策のもっかのスローガンは【節約(節電)・クリーン・安全】だという。そのために、再生可能エネルギーと原発の割合を増やしていく。現在、原発は14基、福島の事故後、全部を総点検したという。2006年に再生可能エネルギー法が成立、2010年に改正している。

今回の全人代では、経済成長や改革のキーワードを【New Normal】とし、スピードを押さえた中等度の成長で、あらゆる分野の質の向上を図ることとされた。

エネルギー・環境分野も改革し、環境大臣に、若手の大学学長だったこの部門の専門家を新任した。また、「エコ文明強化の通知」を国民に向けて出した。この分野でのイノベーションは市場主導で進めるので日中双方にビジネスチャンスが大きいのではないか。

お隣中国の大気汚染を思い浮かべながら、再生可能エネルギー戦略はスピードアップするのだろうとその一端を伺ったが、LEDを開発したのは日本だが、今やLEDの生産量の世界一は中国だと言われると、ちょっと複雑な気分でもあったが、ひさびさの程大使との会話は楽しいひと時でもありました。

さて、シビアな質問も飛びましたが、中国のことわざを紹介され、【病いは山が倒れるように(突然)やってくるが、治るときは糸が引くように(問題が)去る】と言うのだそうで、春の風のようにさらりと。

 

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