高齢者住宅フェア・セミナーで講演・岩手県立大で特別講義など

2015年07月17日 09:17

11752704_662335487234050_798386891_o7月14日、東京ビッグサイトで[高齢者住宅フェア2015in東京]が大盛況の開催。並行して81もの講座やパネルデイスカッションが開催されましたが、私も一コマ、時間を頂き、[イギリス・デンマークの高齢者住宅とケア=Aging in Placeとわが国への示唆]と題して講演したところです。猛暑の中でしたが多くの皆様が参加で、有意義な時間となりました。

フェアには、高齢者の住宅とケアに関連する企業や事業所、研究機関、法人等がご出展。会場を一回り、おなじみの企業の皆様とご挨拶の後、講演に。ご参加者の関心の深さは、地域包括ケアが喧伝される中、高齢者住宅の住まいと住まい方に関するこの商機をいかに活かすかということもあり、デンマークでの高齢者住宅のクオリテイの高さとコンセプトや、認知症や早期退院で医療ケアの継続の必要な高齢者のケア付き住宅でのケアの実際は、関心にフイットしたようで、講演後の名刺交換での感想は嬉しいものでした。

特にイギリス・デンマークからの示唆として、①地域包括ケアシステム=Aging in Placeとは”ケア付きコミュニテイ”を住民主体で、②「ダイバーシテイ」、多様な・包摂というコンセプトが重要になること、③地域包括ケアシステムの3本柱と医療介護連携として、まず予防・プライマリケア、次いで24時間在宅ケア、そして高齢者住宅等を介護拠点センターとして整備する。④高齢者の住まいと住まい方では、自立支援型マネジメントと人生の継続を図ることの重要性、⑤民間活力にとって好機でありチャレンジをしてほしい、と提言したところです。

高齢者住宅や居住系施設は高齢者にとっては「住まい」、スタッフにとっては「仕事場」であることから、両方の満足度を高めるチャレンジはまだまだわが国では必要ですね。

さて猛暑の中、講演終了後、盛岡へ。

11745650_874679729273734_6336730948447210996_n15日は岩手県立大学の看護学部で特別講義。[地域包括ケアの展望と課題]と題して、現場の課題や政策論を含め講演。訪問看護の原点・ナイチンゲールから現在まで歴史を概観し、わが国の2025年問題の社会保障の政策にふれ、学生たちが卒後・就業する病院医療や在宅医療・訪問看護・介護福祉サービスなど、提供体制がどう変わるのか?そして地域包括ケアシステムとは何か、地域包括ケアの中核的役割を期待される看護職の展望を90分講義。

試験前の時期だったが、学生の熱心な聴講に楽しい時間でした。大学での看護教育も社会の変化と医療介護の環境変化など、時代の流れが早すぎてさまざまな課題をかかえてはいますが、将来の担い手となる後進たちに大いにエールを送り、いくつかの課題を提示して講義は終了!さて、後日送られてくる感想が楽しみではありますが。

11745912_874316362643404_6454430101038785299_n講義前夜は盛岡で若手教員の皆様と2年ぶりの女子会。この日は先日、全国訪問看護事業協会の20周年で訪問看護ステーション所長15年以上の永年勤続表彰を、岩手県でただ一人表彰を受けた高橋栄子さんのお祝いもかねて、宴会は盛り上がリ、シメは冷麺!いうことなし!でした。

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