地方創生と女性の活躍をめぐって:「消滅市町村」と女性議員ゼロは比例する?

2015年08月10日 11:07

樋口教授日本創生会議の”増田レポート”と巷間いわれるショキングな将来予測レポートで、「消滅市町村」 の推計や、「首都圏の高齢者は田舎に移住で老後を」などと、メデイアに書かれた研究会メンバーの慶応大の樋口美雄教授の講演を聞く機会がありました。

地方創生のキーワードは【若い女性・20~39歳の定住】で、それが可能でないとその町は消える? つまり「高齢化」より「出生率」が人口減少に大きな影響を与えるというもの。出生率は東日本で低く、西日本で高い。ワーストは東京、大阪、神奈川、北海道など。

現在1683の自治体中。若年女性の人口減少率が50%未満の自治体は799、50%以上の【消滅】自治体が884 と推計された。

つまり人口減少に歯止めをかけ消滅を予防し、地域再生をするキーワードのひとつは、【女性の住みやすい町をどうつくるか?】にかかっているという。

もう一つ興味深い資料は、高齢社会を良くする女性の会主宰の樋口恵子先生が作成された資料で、【地域議会の女性議員の数と人口減少】。

増田レポートで「人口減少率が50%未満の自治体(799)」の女性議員比率は14,4%,中で女性議員ゼロ議会は10,9%.一方、「50%以上で消滅と言われた自治体(884)」の女性議員比率は8,9%,女性ゼロ議会は29,2%と約3倍!この数字の差は何を意味するのだろうか?

Aging in Placa、 生活に密着した住みよい町づくり、安心して年を取り続けられる地域づくりには、女性議員の参加が不可欠ということだろう。

国会の女性議員数は9,5%とその少なさは世界でも154位と最低に近く、性別比例原則で法的議席割り当て制を導入しているお隣の台湾は33,6%・30位とランキングはすでに上位。現在、国会では超党派の議連で公選法改正や女性の政治参加推進法(仮)の議員立法を進めているが、これらが実っても地方議会には及ばない。

【消滅市町村】と言われたところは、地方議会で女性議員を増やす方策を真剣に考えた方が,[創生]の道は早いかも?

 

 

 

 

 

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