第17回認知症グループホーム大会徳島に参加、進化する認知症グループホーム。

2015年10月13日 10:06

大会認知症徳島徳島10,11認知症GH大会10月11,12日の連休、徳島市で日本認知症グループホーム協会の17回目となる全国大会が1000名を超す全国からの参加で成功裏に開催されました。私はこの認知症グループホーム協会の顧問を仰せつかっており、久々にしっかり参加させて頂き、仲間の皆様との有意義な出会いを頂きました。

認知症の取り組みは「 新オレンジプラン」で国家戦略でもあり、ますますグループホームへの期待も高まっている昨今、[認知症サポートはお接待のこころで]と、お遍路88か所のうち、一番札所から23番の発心の道場である徳島での開催は、進化するグループホームの実践報告で実りある大会となりました。

北海道からもグループホームの仲間がたくさん参加されており、来年の開催県として青いTシャツで会場でパフォーマンスをしていましたが、札幌で看護の第二の現場として頑張っているクラスメートとばったり!  さっそく記念撮影です。

さて、この4月の介護報酬のマイナス改定では、特にグループホームは厳しい打撃を受け、1ユニットのグループホームや小規模のところがつぶれるなど経営的には困難を抱えています。人材の確保や定着にも厳しい現状ですが、しかし、現場では、その状況の中でもしっかり日々、認知症の高齢者と向き合い、ケアを模索し葛藤しながら、病院からの早期退院の医療や、看取りケアに取り組み、認知症カフェや地域貢献を進めている実践が報告され、本当に進化してきたなあと、感謝と共に感慨深いものがありました。

たとえば、グループホームから骨折で入院、手術して早期退院した高齢者が、グループホームでのリハビリとケアでまた歩けるようになった事例。脳梗塞を起こしたが、入院せずに、発症急性期をグループホームで「在宅ケア」をし、回復させた事例、その経験から医療介護連携でスタッフの技術を高めた実践報告。

また看取りケアの多く報告され、最後まで人として生きる姿を支え、学び、最後の時を家族と共有することでスタッフや家族が成長した報告など、努力がうかがわれたが、一方で、中心静脈栄養の留置や胃瘻、延命処置についての賛否の議論もフロアで交わされたりもした。

この夏のデンマーク・イギリスの視察でも「アドバンス・ケア・プラン」と呼ばれる、「終末期の意思の表示とそれに沿ったケアプランの立案」がムーブメントになっていたが、わが国でもこのことは国民的課題で、そろそろしっかり議論と取り組みが必要と、議論を聞いていて思った次第。

さて、大いに盛り上がった全国大会でしたが、これら、現場の努力に政府はしっかり後押しをして、待遇改善や人材確保を進めなければならないでしょう。次回報酬改定と在宅医療介護連携事業等の中で、しっかり成果が出るような動きを互いに頑張りましょう。

 

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