第12回ヘルシー・ソサエテイ賞授賞式に出席しました。

2016年04月06日 11:06

2016、ヘルシーソサエテイ賞3月31日、12回目となるヘルシー・ソサエテイ賞の授賞式が都内で開催。わたくしはこの賞の創設時に日本看護協会の役員としてかかわり、以後も諮問委員として初回からこの賞にかかわらせて頂いておりますが、12年ともなるとは、と感慨深いものがあります。

と同時に5年前、東日本大震災を経験して、私たちの国が、「ヘルシー」の意味する、国民のいのちと健康、包摂で健全な社会を創る事が、大いに価値あるものとなりましたが、ますますこの賞の意義も深まっていると実感した次第です。今年も多彩な受賞者の皆様の業績や実践に学ばせて頂きました。

ご受賞の柏木哲夫先生(淀川キリスト病院)は日本におけるホスピスの実践の先駆者のおひとり。ご健在で現場におられます。久々に旧交を温めました。

またボランテイア部門で受賞の菅原由美さんも長年の友人。主婦の看護師達を束ねて、各地で制度のニッチを埋める看護活動キャンナスを展開。1人開業の訪問看護ステーションも進めてきました。長年の尽力が受賞に。

歯科医の宮田隆先生は、内戦で荒廃したカンボジア、ラオス、東チモールなどで歯科診療の環境改善に尽力された。開放されたカンボジアでは、ポルポトの悪政化で歯科医が数名しか生き残っていなかったそうです。歯科医学の国際貢献も重要ですね。

さてこの日、一番感銘を受けたのは糸川昌成医師(東京都医学総合研究所)。統合失調症の遺伝子研究で世界的成果を上げられた。変異したドーパミン遺伝子を発見し、統合失調症患者の約4割に遺伝子変異による特殊な代謝障害があることを突き止め、これが特殊なビタミンで改善されることも。現在、創薬の研究に着手しておられる。縄文語/弥生語などと、新語とユーモアあるれるスピーチで会場を沸かせましたが、エピソードには泣かされました。「母親は死んだ」と聞かされて育ち、一度も会うことができなかったた母上が、統合失調症で長期入院をしていたという事実を知ったのは大学入試の際に見た戸籍だったという。それが現在の研究につながっている。研究が成果を上げ、多くの統合失調症の方が早期回復されることを祈るばかりです。

さて、来年も実施されるこのヘルシー・ソサエテイ賞です、われと思わん方は自薦・他薦、どうぞ情報をお寄せください!

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