旭川医師会研修会で講演・国会は子ども手当法案

2010年03月11日 16:19

phpFgmk4a8日は地元旭川で、医師会や介護支援専門員協議会などの共催の研修会に招かれ、「新政権における医療と介護の展望」について講演しました。仕事が終わっての夜の研修会なのに、医師会のドクターや病院関係者、訪問看護師、ケアマネジャー、大学人、市議さんなど約400名弱の皆様がお集まりになり、大盛況でした。この夜のもう一人の講師は、診療報酬を議論する中医協の委員を務める全日病会長の西沢寛俊先生。10年ぶりの引き上げとなった診療報酬の配分議論のご苦労とそのプロセスのお話は、なかなか面白いものでした。

この会の段取りをしてくれたのは旭川医師会理事の林宏一ドクター。実は、このお2人と私の3人は旭川東高校の同期生。そして、仲間が中央で活躍してくれるのは嬉しいと、この日、同期生が(医療者ではありませんが)16人も、聞きに来てくれたのも感激でした!皆様、有難うございました。林先生、感謝感激です!講演会が終わって、同期の仲間で深夜まで盛り上がったのは言うまでもありません。

さて、とんぼ返りした国会。厚生労働委員会では子ども手当法案が議論の渦中に。

10日は9時から16時まで、6時間コースで議論がされました。児童養護施設などに入っている子どもには手当が支給されない(子ども基金から同額が支援されますが)現行方式の課題や、手当より現物給付(保育や医療など)が必要だとの意見や、2,6万円の算出根拠の問題、児童手当のスキームに乗ったかたちでの支給の問題点等々。自民党からは時に厳しいそうな追求も(しかしどうして質問に品がないのでしょうね?いつも辟易!)。

しかし、この子ども手当の理念は、【社会で子育てをしよう、子どもの健全な育ちを社会が支援しよう】というものですから、この不況下にあって若い子育て最中の皆様にとっては、経済的に本当に助かる、という制度だと思います。

もちろん、現金給付と保育や医療や教育費や給食費など、子育ての環境整備の現物給付又は支援システムはもっと拡充が必要で、きちんと政策にしていかねばなりません。諸外国に比べてもわが国はこのいずれも低水準なのですから。

【ゆりかごから墓場まで】と、かってイギリスなどの福祉国家が評されたことを思い出しながら、お母さんのお腹にいるときから、おぎゃーと生まれて成長し、独り立ちするまで、もっと人生前期の社会保障制度の充実が急がれているのがわが国です。

22年度は1,3万円の支給ですが、23年度の2,6万円に向けて次の法律も議論しなければなりません。そのときの課題もいくつかありますから、データに基づいた(エビデンスある)施策作りにまた研究したいと思います。皆様もお声も聞かせてください。

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