障害者の福祉も高齢者のケアも、時代は動く!

2010年03月22日 21:19

phpkdCDKaphpuxK7iRphpqXaqiR春の雪がちらつく札幌で19日夜、介護療養型の存続を考える国民会議のシンポジウムが開催。私も地元から参加しました。シンポジストに認知症と家族の会の勝田さんも。彼女とは20数年来の活動仲間でもあります。金曜日の夜にもかかわらず200人近くが参加、新聞の案内記事を見て参加したという男性、高齢者になって介護が必要になっても安心して療養できる場がちゃんとほしいと訴えられました。それに介護が必要になってもどこに相談したらいいのか?どんなサービスがあるのかなど、情報がいきわたっていない(専門職や行政は情報がたっぷりいきわたっていると考えがち)ことも発言から。

政府は介護療養型も「廃止」を一旦凍結したものの、ケア施設全体の見直しも含め、行方に課題は少なくありません。とにかく当時者の不安解消はいそがれる。

20日土曜日は札幌市内の障がい児者のサービスにかかわっている方々と懇談。道内から提言を発信するための検討会を有志で作ってらっしゃる皆様です。

5項目の課題要望を頂いていたものに、現時点での進捗状況の「回答」をデータでお示しして、これからも障がい者総合福祉法(仮称)にスムーズに移行するために一緒に考えさせていただくことに。

「こんなに早く回答をいただけるなんて!」とお褒め?頂いたのが嬉しい。”すぐやる課”というのを昔作った役所がありましたが、ウチの事務所もすぐやる課ですのでと。

精神の方の社会復帰と生活の維持の困難や、知的障害のある方の自立支援。生活支援か自立支援か、法人(事業者)の考え方でも違うが、何よりも制度が現実に追いついていない様が如実。地域の理解も進んでいない。

土曜日も作業所では納期の迫った仕事に通所の皆様が必死でお仕事中です。雇用も業務の受注もこの不景気で本当に厳しい。

午後は火災を起こした認知症グループホームの現場に(真ん中の写真)。門の前の花束は小雨に濡れて、亡くなられた方の無念な気持ちのようでした。

火災の詳細については調査結果を待ちますが、待っていられないのは対策。来週は地元のグループホームの事業者の皆様と会合の予定です。

さて、3枚目の写真は22日午後、東京で「高齢者施設の看護を考える=日米の現状と未来」と題して日本老年看護学会が開いたシンポに出席。ニューヨーク大学とペンシルバニア大学の老年学ナースプラクテイショナーがお二人、アメリカの上級実践看護師の高齢者施設での看護の実際ー特に医療ニーズにどう答え介護ワーカーの教育やチームケアをしているのか。勉強になりました。

医学的管理が常時必要な高齢者を医師のいないナーシングホーム(特養)でNP資格の看護師が責任もって、健康管理の予防からターミナルケア、緩和ケアなどを実践。入院率を下げたり、感染率を改善したり、QOLある高齢者ケアにベストプラクテイスを提供している。

わが国でも特養や療養型、老健などにはスキルの高い看護師が配置され、24時間365日介護職とチームでケア提供することが必要な時代になってきている。

高齢者ケア現場の「近代化」こそ、医療費や介護費用の効率からも検討が急がれる。久々に学会の仲間と楽しい勉強のひと時でした。

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