地元を歩くと元気をもらいます!障害のある方の地域生活

2010年05月16日 11:37

phpCHSAnIphpHBkyrQphpeZ5jdM終盤国会はようやく金曜に厚生労働委員会が開かれ、児童扶養手当を父子家庭にも支給する法改正案が議論されました。また社会保険病院や厚生年金病院・船員保険病院などを売却せずに、再生させるための機構を新たに作る法案の厚生労働委員会・小委員会での議論など、(この小委員会は私が座長)はじまりました。

そんな日中のあわただしさに、心和ませる一時もありました。金曜日の早朝勉強会で山田洋次監督をお呼びしたのです。「寅さん」をはじめ山田洋次監督のフアンとしては何があっても!と参加。私の本も一冊進呈しての歓談は楽しいものでした。

国会議員の前で話すのだからと、映画芸術に対する国会予算の少なさなど政治向きのお話を。韓国やフランスの映画や映像芸術に対する国家戦略と対比してのお話でしたが、かの国の成功は今日の「韓流映画」を見るまでもありません。この不況で家族や地域社会の寛容力もなくなり、虐待や悲惨な事件が新聞報道される昨今、いかに人の心まで踏みにじってきた新自由主義の政治だったかと、監督の「黄色いハンカチ」や「学校」「おとうと」などを思い浮かべながら伺ってました。

こんな時代だからこそ映画の力は偉大だ!とも。もっともっと監督にはいい映画を作り続けてほしいと願います。

さて、週末はようやく桜が満開の札幌で、知的障がいや精神障がいのある方たちがケアを受けながら生活をするいくつかの場を訪問。ひとつは施設、ひとつは在宅のケアホーム。そして通所。さらに認知症のグループホームも。

発達障害や精神疾患を併発しての大きな困難を抱えながらも、寄り添うスタッフのケアがあればきちんと仕事をして地域で暮らせることを”証明”している、その皆さんとの懇談は楽しいものでした。皆、熱心で自分の仕事にプライドをもって、当事者から教えられてます!とおっしゃりながらも明るい。[困難]となっているのは、むしろ制度のあり方のほうでしょうか?

前回、お訪ねした重度障害のみなさんの24時間ケアスタッフと一緒の在宅生活もそうでした。施設でのケアの方が国の予算は少なくすむかもしれませんが、その人の一生を考えたとき、地域で暮らすという「選択肢がない」ということはどうでしょうか?

廃止を決めた障害者自立支援法に代わる新法の議論もこれから本格化します。地域主権の一括法案との関係でも課題がないわけではありません。

年金、医療・介護・福祉など、社会保障全体の将来像を早く提案したいものですね。

お勧めの映画をひとつ。【ただいま それぞれの居場所】。 地域の宅老所の若者と高齢者の日常を描いたこの映画、介護」の本質が描かれていていい映画です!皆様にお勧めです。

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