岩手の被災地に!大槌町・大船渡市・陸前高田市・そして県庁で知事と

2011年04月19日 18:31

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4月15日、16日と大槌町を視察。犠牲になられた町長さんに代わって陣頭指揮を執っている東梅副町長さんとお会いする。

人口約7000人の町で死者626人、行方不明者1007人、避難所34箇所には2467人、在宅避難者4343人(4月15日).

役場は壊滅状態の中、データも流出、何もない状態で、1か月よく頑張ってこられたと思う。避難所の物資はようやく順調に届き始めている。

町の医療機関が全滅の中、沖縄医師会から継続的に医療チームが派遣され、流出した町の薬局が避難所で投薬。しかしライフラインは止まった状態。仮設住宅は2000戸申請し、800戸分の土地は確保と。

しかし、前途多難なことは目に見えている。今現在も、大きな支援の手が求められていると実感。

避難所4箇所をつぶさに歩いたが、漁師の方がみな前向きで、船さえあれば!とすでに秋さけのためにも早くがれきの撤去、定置網を早く、と政府の支援に期待が大きい。とにかく若者がこの街で残れるような漁業も回復を、と。

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16日は大船渡市と陸前高田市に。

大船渡市では戸田市長さんとお会いする。大手で海外勤務経験もあるまさに経済人としても行政人としてもリーダーシップを発揮しておられる市長さん。大船渡は高台が被害は少なく、被災を受けた地域とくっきり街が二分。死亡者・行方不明者合わせると500人、これはチリ津波のときが50人だったというから大津波というしかない。市内の太平洋セメントや水産加工場といった大手企業から個人商店まで、経済的打撃も大きい。個人医院がすべて流出。

仮設住宅は夏前に、6月には完成させたいと、市に「復興局」を立ち上げ精鋭7人で、復興計画策定にとりかかっている。政府の補正予算、復興計画とすり合わせて街を復興させたいと意欲的だった。

日本認知症グループホーム協会の代表木川田先生の施設がこの大船渡にあり、ようやくお見舞いに来ることができた。隣の陸前高田の老人保健施設は被害があり、100名を越える入所者を避難させたということで大変だったご様子。案内してくれた総師長の内田さんはじめ皆様も、この大災害に本当に高齢者を安全に避難させた様子で、グループホームに地域の在宅の方を避難させたり、地域の方に助けられたりと、コミュニテイの結びつきの大きさが感じられた。平時の地域とのかかわり、地域での相互扶助がこのような大災害時にも活きる。

県立大船渡病院では日本看護協会派遣の災害支援ナースの一人、桐生厚生病院の小野里さんとスタッフの皆様を激励。

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陸前高田市は町の8割が壊滅状態。街のほとんどの機能がなくなったという過酷な状況にある。市役所も・市の職員も大勢が亡くなり、大きなダメージを受けた。保健師も8人中2名が残った状態だという。県立高田病院も機能しない。街の開業医も全部被災。ライフラインは水道が海水で8割使えない。下水道復旧にはまだ2-3か月かかる。

それでもみなさん、住み慣れたこの街で再度暮したいという。

「復興事業と雇用の中心となるのは、土木と介護だろうか?」という担当職員の言葉は胸にしみる。高齢化率も高い。プレハブの仮市役所で職員のみなさまが頑張っておられた。地域包括支援センターの佐藤さんの無事が確認でき、明るいお顔で迎えてくれたのが嬉しかった。

18日は盛岡で県庁を訪問。保健福祉部長さんはじめ担当の皆様からさまざまな要望もいただいた。

達増知事にもお会いしたが、過労のためか、お気の毒にぎっくり腰を前日に起こされたと地元新聞で拝見し、心配していたが、お元気なお顔で、復旧・復興への意欲を語ってらした。

何よりも【人を中心に復興計画を】と。

岩手県看護協会では会長さんはじめ役員の皆様から県内の病院や訪問看護ステーション、看護師の被災状況や災害支援ナースの活動について伺う。看護協会もがんばってくれたことが嬉しい。

さて、被災地でのさまざまなお声はしっかりまとめて、各関係部門会議やさまざまなところで反映させていきます。

詳細な視察の報告はまた致します。

現地の皆様有難うございました。共に頑張りましょう!

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