政策について

私が取り組みたい、5つの政策目標 ~医療・看護・介護から日本を変えよう~私が取り組みたい、5つの政策目標

政策1「いのちと健康に格差はいらない」
それを実現する環境と医療や福祉の改革をすすめます。

  1. 医療の「地域格差」解消のために、かかりつけ医や保健師・看護職員による“マイドクター・マイナース”と呼ぶ「生涯健康支援」の制度を創設し、健康を守る地域保健や公衆衛生、プライマリケアをさらに充実させます。
  2. わが国の国民総医療費は、諸外国に比べけっして高い水準ではありません。OECD水準まで引き上げ、国民に安心の医療を提供します。医療費抑制で現場を崩壊させるのではなく、国民皆保険を堅持するために医療サービスの効率化を進めながら、給付水準を確保、これ以上患者負担を引き上げない医療保険制度を確保します。
  3. 介護保険制度を見直し、いざ要介護になったとき適切なサービスが地域密着で使える、利用者や事業者に分かりやすくシンプルな仕組みに再構築することが必要です。利用料負担は1割を堅持、高額介護費を引き下げ、介護する家族が支えられる仕組みにします。
  4. 障害者総合支援法をさらに充実させます。“障がい者”という言葉をやめて、困難にチャレンジする人々という意識を広めます。最低賃金を下回らない所得保障を。
ODEC加盟国の医療費の状況(2009年)

政策2医師・看護職員・PT・OT・ケアマネジャー・
介護職員などの人材不足解消と、
専門職が生きがいを持って働ける労働条件整備を進めます。

  1. 先進国に比べても圧倒的に配置基準の低いわが国の看護体制では、安心と納得の医療や看護は確保できません。医師・看護職員等の人材不足解消は国の責任で推進します。特に看護職員については、深刻化する看護職員不足を解消し、離職防止などの定着策を進めます。
  2. 医療現場の過酷な労働実態を改善し、離職防止のための労働環境を整備し、若者にとって魅力のある職場、専門職としての意欲を維持できるような条件整備を行います。また24時間保育や、短時間労働など多様な働き方ができるワーク・ライフ・バランスの条件整備を地域と連携して進めます。
  3. 福祉職・介護職・ケアマネジャーが、一生の仕事にできるような労働条件の整備と、福祉・介護職の賃金体系の確立を進めます。また、キャリア開発や昇給ポストの検討も必要です。介護現場の労働環境の整備による質の向上は、すべての市民と働く介護職、双方の満足度を高めるために重要です。
医療提供体制の各国比較(2009年)医師・看護師数の国際比較看護師・准看護師就業者数の推移

政策3子供は社会の宝。
子育てする女性のワーク・ライフ・バランスを保障する
社会の愛と活力を。

  1. 子育て支援は生活圏をベースにサービスを再構築します。保育所の規制緩和や生協・農協など地域のコミュニテイネットワークの活性化も支援します。
  2. 不妊治療の保険適応や妊婦健診の完全無料化、ワクチンの推進など、母子保健のさらなる充実を進めます。
  3. 24時間保育所の整備は地域と職域連携で進めます。街なか・駅なか・オフイスなど職住アクセスの良い場所で。保育や看護の専門スタッフを配置します。
  4. 病児や病後児保育は医療と地域、民間事業者の連携で安心を確保します。子どもが病気になれば仕事を休まなければならない社会は間違っています。

政策4在宅医療・訪問看護・介護・リハビリテーションは
大きく立ち遅れています。
諸外国並みの24時間365日の
在宅ケアシステムのためのインフラを整備します。

  1. 認知症や要介護になっても、障がいをもっていても、難病でも、ひとり暮らしでも、それぞれの市民が、地域で「自立」し、「自己決定」をして豊かな生活ができるような24時間在宅ケアシステムをめざします。
  2. 療養型病床や精神病床の削減、病院の入院日数短縮化が進む中で、「医療難民・介護難民」にさせない在宅ケア体制が急がれます。そのためには地域における在宅医療・訪問看護・リハビリテーション等の必要量や専門職数などを、地域医療計画で算出、公的責任を明確にして整備・確保をします。
  3. 都市と地方の地域医療の格差解消と、諸外国並みの24時間365日の、質の高い在宅ケアシステム整備のために、在宅医療への医療費配分を高めます。
  4. 在宅介護サービス事業者の定着と、質向上のための基盤整備を進めます。

政策5誰もが迎える人生の有終の時、
安心と尊厳をもってすごせる場と終末期ケアの充実を。

  1. 高齢化とともに“多死時代”を迎えるわが国の終末期ケアのあり方について、国民的議論とコンセンサス作りを進めます。
  2. 在宅やケア施設で最後の時間を過ごしたいと願ったとき、それが可能となる、地域の医療と介護を確保する仕組みを作ります。諸外国なみの在宅チームによる「ホスピスホームケア」に診療報酬をつけ、尊厳ある看取りの実現をめざします。
  3. 在宅等での看取りを安心できるものにするために、在宅医療等に関連する法改正や新たな制度の整備を進めます。
  4. 従来型の「老人」ホームつくりから、高齢者と若い世帯が共生できる新しい「多世代ホーム」の建設を推進します。こどもや若い世代と高齢者の暮らしの共生から、生老病死に向き合う人間としての情操を育てます。
年次別死亡場所の推移

メッセージビデオ

メッセージビデオ

医療・福祉を中心とした現状や問題点を語ります

※ビデオをご覧になるには、
Adobe FlashPlayerが必要です。
インストールはこちら(無料)

おもな著書

患者とともに創める退院調整ガイドブック クリニカルパスから看護ネットワークへ

患者とともに創める
退院調整ガイドブック